ゲームファームやpagat.comを参考にしました。 http://home.earthlink.net/~guardcaptain/Karn.htmlのWebアーカイブも参考にしました。 http://www.davpar.eu/histocs/karnoeffel.html にも詳しい情報が書かれています。(まだ読んでいませんが)
ドイツを中心に遊ばれていたようです。1426年には記録に現れています。 ルールがわかっているゲームとしては最古の部類です。 トリックテイキングゲームにおいて、 最初に切札が登場したのがこのゲームであると考えられています。
ここで紹介するのは、現在使われているトランプで遊べるように、いくばくかルールを調整したものです。
4人でプレイします。向かい合った2人はパートナーになります。
使うカードは、通常のトランプからA4枚を除いた、48枚です。
初めのディーラーは任意に決めましょう。 次からは、ディーラーは時計回りに交代したらよいでしょう。
ディーラーは、ディーラーの左隣から、まず表向きにカードを1枚ずつ配ります。 表向きに配るのは、切札(後述)を決めるためです。 その後、裏向きにして1枚ずつ4回配ります。
全員の手札は、表向きに配られた1枚を含めて、5枚になります。
ディーラーの左隣の人からプレイをします。 トリックテイキングゲームのプレイに従いますが、 リードのスートをフォローする義務はありません。 好きにカードを出して良いです。 カードのランクについては後で説明します。
そのトリックの中で、一番強いカードを出した人がトリックをとって、次のリードをします。 取ったトリックはパートナーで共有します。
プレイ中にはどのような会話をしても構いません。 パートナーと戦略について話すこともできます。
切札は、ディールするときに、表向きに配ったカードの中で、最もランクが小さいカードのスートが切札になります。 この時に限って、ランクはKが最も大きく、2が最も小さいものとします。 もっとも小さいランクのカードが2枚以上配られた場合は、先に配られた方のスートが切札になります。
プレイにおける、カードの強さは、強いものから順に次のようになっています。
「それ以外のカード」というのは、切札のスートの8 9 10 Q Kと、 リードされたスートでも切札のスートでもないカード、そしてリードではない切札の7です。
どちらかのペアが3トリック取ったら、そのペアが勝ちでゲームが終わります。