7 1/2
Seven and a half

CareleSmithひとみ
作成

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7 1/2 $\left(7\frac{1}{2}\right)$ は様々な地域で遊ばれているギャンブルゲームです。 手札の合計が 7 1/2 を超えることなく、7 1/2 に近づけるゲームです。ブラックジャックに似ています。

イタリアでは Sette a Messo、 スペインでは Siete y Media、 ブラジルでは Sete e Meio と呼ばれています。 特に、イタリアでは伝統的に、クリスマスに遊ばれています。 地域によって様々なバリエーションがあります。

使うカードと遊ぶ人数

何人でも遊ぶことができます。ゲームの進行は全て反時計回りです。

使うカードは40枚のカードです。スペインやイタリアの一部では、 ナイペスのカード が使われますが、普通のトランプのカードから8910を抜いたものを使うこともできます。

カードの点数は以下のようになっています。

A1点
27数字通りの点数
絵札0.5点

また、プレイにあたってチップを用意して、全員に同額ずつ配ります。

ベットとディール

最初のディーラーはドローで(カードを引いて)決めます。 また、ゲームが始まる前に、ベット(賭ける額)の最低額と最高額を決めます。

このゲームはディーラーが胴元となって、他のプレイヤー個人個人と敵対して遊ぶゲームです。 ディーラーは、プレイヤーが最高の成績で勝つまでは交代しません。

まず最初に、ディーラー以外のプレイヤーは、最初に決めた額の範囲内でベットします (賭けるチップをテーブルに出します)。 次に、ディーラーはディーラーの右隣から順番に、カードを1枚ずつ裏向きで配ります。 そして、最期にディーラー自身に裏向きで1枚配ります。

プレイ

ゲームの目的は、手札の合計点数を 7.5 点に 近づけることです。しかし、7.5 点を超えてはいけません。

プレイはディーラーの右隣から順番に行います。 自分の番では、次のことができます。

ステイ
自分の手札に満足している場合(現在の手札でディーラーに勝てると判断した場合)、 「ステイ(stay)」と宣言して、次のプレイヤーの番になります。
追加のカードを貰う
手札の点数の合計を増やすために、追加のカードを配ってもらうことができます。 追加のカードを配ってもらう場合、ディーラーはその人にカードを表向きで1枚配ります。
  • 追加のカードをもらって、手札の点数の合計が 7.5 点を超えた場合、バースト (bust) になります。バーストをした場合、そのプレイヤーは即座に負けとなり、自分が賭けたチップを ディーラーに渡します。
  • 手札の点数の合計が 7.5 点ちょうどになった場合、 手札を公開して、自分の番を終了します。
  • 手札の点数の合計が 7.5 点以下の場合、 さらに追加のカードを表向きで配ってもらうことができます。追加のカードは、 手札の点数の合計が 7.5 点以上になるまで、 何枚でも配ってもらうことができます。

全てのプレイヤーが自分の番を終えたら、ディーラーの番になります。 ディーラーも他のプレイヤーと同じようにプレイをして、追加のカードを自分に配るなどします。 この時、他のプレイヤーに配った表向きに配ったカードを見ることができます。

  • ディーラーがバーストした場合、バーストしなかった他のプレイヤー全員に、 ディーラーは各々が賭けた額を支払います。
  • ディーラーがバーストしなかった場合、ディーラー以下の点数の手札のプレイヤー (すなわち、ディーラーに負けたプレイヤー)は、ディーラーに賭けた額を支払います。 ディーラーより大きい点数の手札のプレイヤー(すなわち、ディーラーに勝ったプレイヤー)は、 各々が賭けたチップと同額をディーラーから受け取ります。 (バーストしたプレイヤーもディーラーに負けていますが、すでにバーストした プレイヤーからはチップを受け取っています)

引き分けた場合、必ずディーラーが勝つことに注意してください。

ディーラー以外の人で、7.5 点ちょうどの点数の手札の プレイヤーがいた場合、そのプレイヤーは次のディーラーになります。 ちょうどの点数をとったプレイヤーがディーラー以外に複数人いた場合、 その中で反時計回りにディーラーに一番近い人が次のディーラーになります。