24
Twenty-four

CareleSmithひとみ
作成

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1960年代には、上海で遊ばれていて、そこから青島・広州などへ広がり、20世紀にはアメリカまで広がったらしいです。

このゲームは運よりも実力が反映される上に、計算を必要とするので、計算力に差がある人同士では楽しく プレイできないかもしれませんが、同じ程度の実力者同士なら楽しくプレイできます。

カードや遊ぶ人数

通常の52枚のトランプから、J, Q, Kを除いた40枚のカードを使います。 Aは1として使います。 遊ぶ人数は2人限定です。しかし、ルールを一部変更すれば、3人、4人で遊べるので、 それはで紹介します。

ディール

1人20枚ずつ、裏向きで束にして持ちます。 この束はゲーム中好きな時にシャッフルやカットをして構いませんが、表を見てはいけません。

プレイ

2人が同時に、自分の持つカードの束の、上から2枚を表向きにしてテーブルに出します。 全員によく見えるように出しましょう。 この結果、テーブルには、4枚のカードが表向きになって置かれるはずです。

次に、この4枚から四則演算$( +, -, \times , \div )$を用いて24を作ります。 例えば、8, 4, 4, 2が出たら、$8 \times ( 4 - 2 \div 2 )$といった具合です。 4枚全てのカードを使い、かつ、それぞれ1回ずつ使って24にしなければなりません。 2つの数字を組み合わせて2桁の数字にするのもいけません。

24の作り方を思いついた人は、テーブルをピシャと叩いてください。 叩いたら、自分の出した答えを相手に示しましょう。 すぐに答えが出なかったり、間違っていたりしたら、ペナルティとして机に出ているカード全てを 自分の持っているカードの束の一番下に加えます。 正しい答えを言ったならば、相手が、持っているカード束の下に、テーブルのカードを加えます。

テーブルに出たカードの組み合わせによっては、24を作ることができなかったり、 作り方が難しいので、答えを出すまでに長い時間がかかることがあります。 そういう場合は、双方が合意すれば、各々がテーブルに出したカードから1枚を選んで自分の持つカードの束の下に加え、 上の1枚を同時に出し、テーブルに並ぶカードを新しくすることができます。

ゲーム

このようなプレイを繰り返し、先にカードの束をなくした人が勝ちです。

オプショナルルール

指数、対数、冪乗根を使うことができるようにしてもいいです。 例えば7, 2, 2, Aから、$(7 - 2)^{2} - 1 $ $= 5^{2} - 1 $ $= 24$とか、 9, 3, 2, 2から、$2^{3} \times \sqrt[2]{9} $ $= 8 \times 3 $ $= 24$とか、 8, 6, 2, 2から、$(6 + 2) \times \log_{2} 8 $ $= 8 \times 3 $ $= 24$といった感じです。

ここで、平方根$\sqrt{\phantom{0}}$は、必ず$\sqrt[2]{\phantom{0}}$として使うので、2を1つ使います。 また、階乗$!$は使ってはいけません。どちらも1つの数字から2つ以上の数字ができないようにするためです。

4人用ルール

1人は10枚ずつ持つようにディールし、それぞれが机に出すカードの枚数は1枚になります。

24を作れた人は、答えを言わずにテーブルを叩きます。 答えが出ていなくても、テーブルを叩いても構いません。 テーブルを叩くのが最も遅かった人は、自分以外の3人から1人指名して、その人だけが自分の答えを示します。

その人が答えを間違ったり、言えなかった時は、指名された人が、その人が正解した時は指名した人がペナルティを受けます。

3人用ルール

1人13枚ずつ持つようにカードを配り、余った1枚はテーブルのカードにします。

4人用と同じ形式でプレイを行います。 ただし、2回目のプレイ以降は、指名した人とされた人の2人のうち、ペナルティを受けなかった人が2枚のカードを出します。 その他のプレイヤーは1枚だけ机に出します。