3-2-5
तीन दो पाँच

CareleSmithひとみ
作成 追記

http://www.catsatcards.com/Games/ThreeTwoFive.htmlWikipediaの記事 を参考にしました。

インドで遊ばれているトリックテイキングゲームです。 तीन दो पाँचはヒンディー語で3 2 5という意味であり、 do tīn pānc(ドーティーンパーンチ)と読みます。

普通は子供向けのゲームとして遊ばれるようですが、 どの年齢でも楽しく遊ぶことができます。

使うカードと遊ぶ人数

3人で遊ぶゲームです。

使うカードは、各スートのA8と、 7を合わせた30枚です。

カードのランクは、強いものから順に、 A K Q J 10 9 8 77のみ)です。

なお、このゲームでは、反時計回りにゲームが進行します。

席決め

次のようにして席を決めます。

使っていないカードの中から、2 3 5を1枚ずつを抜き出します。 そして、ゲームに参加する3人は、 抜き出したカードを裏向きにしてよくシャッフルし、その中から1枚ずつひきます。 カードを引いた結果、2を引いた人が最初のディーラーになり、 そこから反時計回りの順で、5を引いた人、3を引いた人の順番で座ります。

ディールと切札決め

ディーラーが、ディーラーの右隣から順にカードを配ります。 配るときに切札を決めますが、これについては後で述べます。 配るときは、5枚ずつまとめて1周配る、2枚ずつまとめて1周配る、3枚ずつまとめて1周配るを繰り返します。 3周配ると、全員の手札は10枚になるはずです。

切札決め

先ほど述べたように、切札はカーを配っている最中に決めます。 切札を決める人は、ディーラーの右隣の人です。 ディーラーの右隣の人は、自分に5枚配られたときに、 配られた5枚を見て、切札のスートを宣言することができます。

もし、5枚配られたタイミングで切札を宣言しなかった場合、 次に右隣の人に配る2枚のカードは表向きにして配ります。 そして、表向きになったカードの中で、ランクが高い方のカードのスートが切札になります。 2枚とも同じランクだった場合は、その中から(ディーラーの右隣の人が)選んで決めます。

プレイ

すべてのカードが配り終わったら、ディーラーの右隣の人がオープニングリードをして、 マストフォローのトリックテイキングゲームのプレイを始めます。

ゲームの目的は、目標より多くのトリックを取ることです。 目標トリック数は次のようになっています。

目標トリック数
ディーラー右隣ディーラー左隣ディーラー
5トリック3トリック2トリック

次のディール

ディールが終わったら、その次のディールはディーラーを右隣に交代して行います。 次のディールも、同じように進行しますが、切札を決めて、カードを30枚全て配った後に、 カードの交換が行われます。

カードの交換の基本は次のようになります。 まず、前のディールで、目標よりも多くのトリックをとった人は、 目標よりも少ないトリックをとった人からランダムで手札を1枚もらいます (ババ抜きの要領です)。 そして、目標を達成した人は、ランダムでもらったカードを自分の手札に加えた上で、 自分の手札11枚の中からいらないカード1枚(もらったカードでも、元から配られていたカードでも構いません)を、 手札をもらった相手に返します。 この時、返したカードと同じスートのカードが、2枚以上残るようにしなければなりません。 例えば、カードをもらった結果、自分の手札にが2枚しかなければ、 を返すことはできません。

3人全員が目標とちょうど同じトリックととった場合は、交換は行われません。 1人がちょうど同じトリックをとって、2人がそうでなかった場合は、その2人で交換が行われます。 1人が目標を達成して、2人が目標を達成できなかった場合、 目標を達成できなかった2人のうちディーラーの右隣に近い人と、目標を達成した人とで交換を行い、 次に、もう1人の目標を達成できなかった人と、目標を達成した人で交換を行います (目標を達成した人は交換を2回行うことになります)。 2人が目標を達成し、1人だけが失敗した場合、 目標を達成できた人の中でディーラーの右隣に近い人と、目標を達成できなかった人で交換を行い、 その次にもう1人の目標を達成できた人と目標を達成できなかった人とで交換を行います (目標を達成できなかった人は2回交換されることになります)。

ゲーム

このゲームでは、ゲームを通じた得点をつけることは少ないようです。 また、終了条件なども特になく、気の向いたところでゲームを終わらせるそうです。

得点をつけたいのならば、1トリック取るごとに1点とし、 全員が同じ回数ディーラーを務めたところで(何回ディーラーをやるかは事前に決めておく)、 ゲームを終わりとし、その時に最も累計の得点が高かった人が勝ちとすれば良いでしょう。