2013年12月の記事

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2013年12月19日

入門用デッキ配布開始!

本日より初心者の方に最適な入門用デッキの配布を開始しました。
これからVisionを始めようと考えていらっしゃる方はもちろん、
大会主催者様の初心者講習用デッキとしてもお薦めです(*゚ー゚)

複雑なテキストを講習の中で解説するのは難しいため、
戦術を除く殆どのテキストを省略してあります。
但し、実戦での混乱を防ぐ為、ノードとコストの変更は行っておりません。
印刷、裁断の手間はありますが是非ご活用頂ければと思います。

更に、今回は「Vengeful Pygmy」のカードプレビューを行います!



普段は警戒を得る為の保守的なカードですが、
冥界が地獄化している時は自由度の高い蘇生カードに早変わり!
抵抗付きで妨害される事も少なく地獄デッキでは頼れる1枚です(`・ω・´)
(自分の冥界に特定のカードを置くと、自分の冥界が地獄になります)

>Vision楽しませてもらっています
>12/2の総合ルール改訂内容についてのブログ記事を読ませていただきました。
>総合ルールはなるべく目を通すようにしているのですが、
>改定があるときにカードの挙動がどう変化するのか
>わからない事がたびたびあったので、
>この記事は非常にわかりやすくて助かりました。
>是非、今後も総合ルールの改定などがあったときに書いて欲しいです。
>よろしくお願いします。

お褒めの言葉をありがとうございます( ´∀`)
今後も特に分かりにくいルール改訂の時には
このようなフォローを入れられればと思っております。

>カード内容とは別件です。
>新作ライフカウンターの虎の穴の画像、
>内容と画像が違うよう思えるのですが……。(2013/12/05 13:30確認)
>既に修正済みで未反映なだけでしたらすみません。

ご指摘ありがとうございます。
特典のPRカードだけが表示されておりましたので、
とらのあなさんに連絡して修正して頂きました。

>最近visionを始めた者の一人ですが、
>とらのあなさんに問い合わせたら9弾全店完売したそうです・・・
>再販は無理でも相応の再録を希望したいです。宜しくお願いします。

Visionをプレイして頂きましてありがとうございます(*´∀`)
「天空の覇者」がお店に無かったという事で申し訳ございませんでした。
とらのあなさんに連絡して通販に出して頂きました。
現在は店頭でも販売されているかと思います。
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/25/29/040010252952.html

>こんにちわ
>新弾が発表されて非常に楽しみです
>先日のラストスペルのルール改定により
>ラストスペルがかなり優遇されてきていますが、
>ラストスペル自体がかなりの強さを持っているものが多く
>特に2種類の永夜返しが相当な強カードになりつつあります。
>ゲームバランスすら崩しかねない状況になっているので
>何らかの修正をかけていただきたいと思います。ご検討お願いします

ご意見ありがとうございます。
また大会等の状況を見て判断させて頂きたいと思いますが、
「Vengeful Pygmy」発売後暫くは様子を見させて下さい( _ _)

written by M.I.W [冬月]

2013年12月2日

12/2の総合ルール改訂内容について

本日12/2より総合ルールが一部改訂となりました。
この変更内容について具体例を交えて簡単に解説したいと思います。


変更内容の一覧
・戦術と特殊効果のテキスト参照方法の追記(記述の通りのテキストとして扱う)
・戦闘修正の適用に関する追記(マイナス→プラスの順で適用されると生きのこれない不具合の修正)
・決死状態経由で破棄された場合の補足を追記
・ラストワードがプレイされずに場にでる場合の追記
・ラストスペルの上方修正
・小人の追加
・地獄の追加




(追加)
2.6.2.r 小人

お察しください(


(追加)
3.3.6 カードの効果により、冥界が地獄に変更される場合がある。
冥界が地獄に変更された場合、冥界のカードはそのままの状態で
地獄のカードとなり、この効果が適用されている間、以下のルールに従う。
3.3.6.a 本項を除くルール上で「冥界」と記述されている箇所は「地獄」と
読み替える。このルールはカードの効果に優先する。
3.3.6.b 冥界は存在しない物として扱い、カードの効果で冥界のカードを指定、
あるいは参照する場合、その効果は解決または適用に失敗する。
3.3.6.c この効果の適用が終了した時点で、地獄のカードは
そのままの状態で冥界のカードとなる。

地獄そのものについてはお察しください(
冥界が地獄と化すことで何が変わるかというと、
領域の名前が変わる為、冥界の存在が危うくなります。
冥界を対象とした効果(例:秘密結社、無縁塚など)は対象となる冥界が
存在しなくなる為、対象不適切となり解決に失敗します。
但し、3.3.6.aによりルールで規定されている効果(例:戦術、特殊効果など)は
冥界が地獄に読み替えられる為、例えば連結は地獄でも可能です。
冥界と地獄の変更の際は名称が変わるだけで順番や場所などは一切変化しません。


(変更)
7.6.1 既に発生している効果は、指定された期間の間であれば、解決後に後から条件を満たす対象が発生した場合、その対象にも効果が適用される。

7.6.1 既に発生している効果は、指定された期間の間であれば、解決後に後から条件を満たす対象が発生した場合、その対象にも効果が適用される。この時、複数の効果が同時に適用される場合は、効果の適用中にキャラクターが戦闘力の変動によって決死状態になる場合でもその時点では決死状態にならず、全ての効果を適用した後で決死状態になる条件を満たしている場合に決死状態になる。


(変更)
11.3.9.c カードが元の領域から場に置かれる。この時点から適用条件を満たした自動αと自動γが有効になる。

11.3.9.c カードが元の領域から場に置かれる。この時点から適用条件を満たした自動αと自動γが有効になり、場のカードに対する効果が適用される。この時、効果の適用中に戦闘力の変動によって決死状態になる場合でもその時点では決死状態にはならず、全ての効果を適用した後で決死状態になる条件を満たしている場合に決死状態になる。


現行ルールを厳密に適用すると、戦闘修正が意図と異なる挙動を行っていた為、修正しました。
要するに戦闘修正が複数発生していた場合、全部適用されてから、
耐久値が0以下になっていれば決死状態になります。
たぶん、普通に処理していた通りになります。
なお、あくまで適用されるのはこの11.3.9.cの時点までの効果のみです。
この時点で戦闘修正によって決死状態になった場合、
11.3.9.dでは既に取り除かれているので効果は発生しません。

この改訂により、前々回のブログでの回答に一部修正が発生します。
悪しからずご了承ください。
--
>相手がNo.843 不滅「フェニックスの尾」の1.の効果で
>No.1280 西行寺 幽々子(幽々子A)を場に出した次のターンに
>こちらも同様にしてNo.1280 西行寺 幽々子(幽々子B)を
>場に出した場合、それらはどのようになりますか?
>IR-7.4.5.eにある、同じタイミングで適用されるとは、
>〜した場合といった記述の場合のみを指すのですか?

どちらの効果も適用してから戦闘力の変動による決死状態の判定を行いますので、
同時に決死状態になり、同時に破棄されます。
--



(変更)
9.2.3.e 破棄する、という効果がそのカードに適用されたものとして扱う。

9.2.3.e 破棄する、という効果がそのカードに適用されたものとして扱う。この時、そのキャラクターを破棄したのは、そのカードを決死状態にした効果であるものとする。

明記されました。特に実情に変更は無いです。


(追加)
10.1.5 テキストまたは記述を参照する場合、戦術及び特殊効果は本来のテキストではなく、カードに記述された単語そのものを参照する。

QA-407をルールとして明記しました。


(変更)
10.30.2.a (自動β)あなたの場にこのカードの術者がいる場合、コマンドカードのタイミングでプレイしても良い。但し、そうした場合、術者によって必要ノードとコストを無視する事は出来ない。

10.30.2.a (自動β)あなたの場にこのカードの術者がいる場合、コマンドカードのタイミングでプレイしても良い。

術者がいればコマンドタイミングでも必要ノードとコストが無視できるようになりました。



(追加)
10.32.2.b (自動β)〔このカード〕がプレイされずに場に出る場合、このカードの術者のいない場に出る事は出来ず、破棄される。

術者がいない状況で幻想生物や世界呪符をカードの効果(例:召喚魔術など)
で直接場に出す事が出来なくなります。
解決時に術者がいれば出す事が出来ます。



以上です。
今回は少々改定の範囲が広くて申し訳ないです。

written by M.I.W [kei]

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