2015年6月11日
まず今回もルールの修正があります。
詳細は下記の通りです。
デッキ1枚制限についての修正もありますので、ご一読ください。
また、ややこしかったターンを終了させる効果がこれで処理しやすくなるかと思います。
(変更)
4.10.1.a 干渉の途中で適用された場合、その干渉は通常通り最後まで解決する。
↓
4.10.1.a
干渉の途中、または干渉終了後のタイミングで適用された場合、その干渉は通常通り最後まで解決し、他の干渉終了後の効果があればそれらを全て解決する。
4.10.2.a
干渉の途中で適用された場合、その干渉は通常通り最後まで解決する。
↓
4.10.2.a
干渉の途中、または干渉終了後のタイミングで適用された場合、その干渉は通常通り最後まで解決し、他の干渉終了後の効果があればそれらを全て解決する。
ターンまたはフェイズを終了する処理を必ず他の効果の後に行うように修正しました。
これにより「干渉終了後」の効果であってもターンが終了するまえに解決することになります。
補足ですが、これらの効果は、効果の適用時に即座にターン(フェイズ)を終了させるものではなく、
干渉に伴う一連の効果が解決された後にターン(フェイズ)が終了するようにする効果です。
ですので、雲外蒼天のように、
「この干渉終了時に現在のフェイズを終了し、〔あなた〕はライフポイントを10得る。」
とあれば、実際にフェイズを終了させたかどうかに関わらず、
干渉終了時にライフポイントを10得ることになり、その後、フェイズの終了処理を行います。
(※この点はルール改正前と変更ありません。今回の改正ではこの範囲が干渉終了後まで広がりました)
(追加)
4.10.2.d
フェイズが終了するまでにターンを終了する効果が適用されている場合、ターンを終了する効果の処理に従う。
ターンを終了する効果とフェイズを終了する効果が重複した場合、
ターンを終了する効果を優先するように明記しました。
これはターンを終了する効果の処理にフェイズの終了処理が含まれる為で、
フェイズを終了する効果の適用に失敗するわけではありません。
(変更)
10.24.2.a (自動β)〔このカード〕と同名で「デッキ1枚制限」を持つカードは、デッキに1枚しか組み込むことは出来ない。
↓
10.24.2.a
(自動β)〔このカード〕と同じカードNo.で「デッキ1枚制限」を持つカードは、デッキに1枚しか組み込むことは出来ない。
デッキ1枚制限の条件を変更しました。
これまでは、PR.008
博麗 霊夢と、PR.190 博麗 霊夢のようにテキストが異なる場合でも
デッキ1枚制限持つの同名カードを同一のデッキに組み込むことはできませんでしたが、
改正後は可能となります。
但し、2.16.3にある通り、実際のカードNo.が異なっていても、
PR.007 いぬさくやと、PR.020
いぬさくやのようにゲームの進行上同一と見なされるカードは
これまで通り合わせて1枚までとなりますのでご注意下さい。
ルール修正は以上です。
続いてご意見、質問への回答です。
>「天空の覇者」がすごく欲しいのですが入手困難な状態です。
>よろしければ再販、カードの再録の検討をお願いします。
>12弾のMind
Revelationがどこにも売ってありません。こちらの再販等はないのでしょうか?
>最近Visionを初めさせていただきました。デッキ構築のためカードの情報を調べていて、
>No.696魂魄妖忌が強力だったので手に入れたいと思ったのですが、
>9弾、スターター神、妖どれも手に入らない状態でした。
>1ユーザーの我が儘で申し訳ないのですが再録を希望したいです。よろしくお願いします。
大変お待たせ致しました!
主に「天空の覇者」と「Mind Revelation」のカードの内、
既にスターターデッキ「永」、「輝」に収録されている物を除き、
厳選したカードを収録したベストセレクションの発売が決定いたしました!
7年以上再録されていなかった「大寒波」やリニューアルしたSPカード、
更に限定PRカードも収録されておりますので、是非この機会にお求め下さい。
ご希望のございました「魂魄
妖忌」も収録しています。
>ずっと探してたんですけど、スターターデッキ紅の再販とかってありえますか?
>町田のとらのあなや秋葉原にも売っていなくて...できれば再販をお願いします
申し訳ございません、スターターデッキは初回限定生産のため再版はございません。
現在販売中のスターターデッキをご利用頂きます様、お願い致します。
>サイトのトップページにQ&Aを更新しました。
>とあるのですがどこが更新されたのか分かりません。
>以前はNewマークがついていたように思うのですが、
>つかないならば何番が更新されたかも併記していただけないでしょうか?
申し訳ありません。Newマークは自動的に更新後1週間表示する仕様でした。
更新頻度を鑑み、更新後1ヶ月表示するように変更しましたので
次回から確認できるかと思います。
なお、前回の更新はQA-412とQA-413の新規追加でした。
>幻視の夜明けからメッセージが送れませんでした。
長らくエラーになっていた事に気づかず申し訳ございませんでした。
修正いたしましたので、ご意見はこちらからお送り頂きますと幸いです。
>自分の場の『No.1290
月符「サイレントセレナ」』に『No.558
宝塔』をセットしました。
>この際、『月符「サイレントセレナ」』は『宝塔』の(自分ターン)のテキストを得ますが、
>この(自分ターン)を使用した場合、この効果は《QA-281》および《QA-086》により
>キャラクター効果かつスペルカード効果かつコマンドカード効果として扱われますか。
はい、その通りです。
>『No.1517
上白沢 慧音(白沢)』の(常時)で自分の冥界のカードを目標にした際、
>相手が直接の干渉で『No.1435
地獄』をプレイしました。
>これにより『上白沢 慧音(白沢)』の効果解決前に自分の冥界は”地獄”となりますが、
>『上白沢
慧音(白沢)』の効果で目標としていたカードを除外できますか。
はい、除外されます。
>そのタイミングで解決した効果によって新たにそのタイミングで解決する効果が現れた場合
>またそのタイミングで解決する筈だった効果が無くなった場合はどう処理しますか?
>No.1376「わかさぎ姫」を例に挙げますと
前者はNo.1411「変身「トライアングルファング」」
>の効果で狼になっていたわかさぎ姫がターン終了時元に戻った後にドロー出来るのか
>後者はNo.994「忠実な死体」で場に出たわかさぎ姫がターン終了時決死の前後に
>ドロー出来るのか
もちろんどちらもスペルプレイの条件はこなしているものとします
前者は条件を満たしていれば解決します。(QA-107)
後者は効果を持つキャラが場を離れていれば解決出来ませんが、
例に挙げられた状況の場合、IR-7.1.6.aによりどちらを先に解決するか選択できます。
>プレイするカードに影響する効果が存在する場合、および、プレイする場合が
>タイミングの効果が存在する場合、その効果を適用した上で、本項以外の条件を
>満たしている。但し、任意に適用できる効果の場合、適用した結果、
>本項以外の条件を満たせない事が明らかな場合、適用を試みる事は出来ない。
>
>わかりづらいのでわかりやすくお願いしたい。
要するにノードやプレイ自体に関係する効果は適用したうえでプレイ出来る条件を満たしてなければ
プレイを試みれないと言うことです。
>No.1618
鈴仙・優曇華院・イナバの効果は 目標の〔キャラクター1枚〕は直ちに
>〔そのキャラクターのプレイヤー〕に攻撃を行う。攻撃を受けたプレイヤーは、
>通常通り防御、及びその他の干渉を行うことが出来る。 となっていますが、
>この場合効果処理中に攻撃を受けたプレイヤーは干渉を行うことができるように
>思えますがどうですか?
質問の意図がよく解らないのですが、攻撃が発生しているので防御を含む干渉が発生します。
>禁忌「カゴメカゴメ」によりターンが終了したとき、効果解決中に手札を捨てるときや
>カードのプレイすることで手札3枚以下になった場合、どうなりますか?
干渉や効果の解決途中でも手札が3枚以下になった場合は、ターンが終了します。
なお、干渉や解決されるべき効果は解決されてからターンが終了します。
>「壱符」について質問です。符ノ壱“博麗
霊夢”が除外されている状態で、
>無題「空を飛ぶ不思議な巫女」が決死状態になると、符ノ弐“博麗
霊夢”を
>場に出すことができますか?
いいえ、出来ません。
名称として符ノ壱”〜”を持たないため、適切な名称参照が行えません。
10.18.2.a
(前略)Aはこのカードの名称である「符ノ壱“B”」のBに等しい。
>スペルがプレイされた場合、場に出すことができる岡崎夢美の効果の処理として、
>具体的にはいつ場に出ますか?
>スペルがプレイエリアに置かれたときか、干渉が終ってからのカードの解決前か後か。
>スペルのプレイが無効になった場合はどうなのか。
プレイの手順IR-5.2.3.gの時点で場に出ます。
その後プレイが無効になった場合でもこの効果が遡って無効になる事はありません。
>5.2.5カードのプレイが無効になった場合、そのプレイはプレイした回数、および、
>枚数として数えない。とありますが、ターン中相手がコマンド2枚プレイし、
>その内一つでもプレイを無効とした場合、十五段の弁々や八橋の自動βを使うことは
>できませんか?
九十九姉妹は2枚目のコマンドカードがプレイの手順IR-5.2.3.gを迎えた時点で自動βを適用して場に出せます。
従って、1枚目のコマンドカードのプレイが無効になった後に2枚目をプレイした場合、
それが1枚目としてカウントされる為、この時点では九十九姉妹は場に出せません。
一方、2枚目のコマンドカードについては前出により、プレイの手順の最中に無効にならない限りは場に出すことが出来ます。
>以前、妖精が破棄されることにより冥界または手札から場に出すことができる呪精は、
>冥界が地獄であっても手札から出すことができるとのことですが、冥界またはデッキから
>カードを場に出す五つの難題やユキ、マイのようなカードは冥界が地獄のときにはどうなりますか。
これらの効果は、〔あなたのデッキと冥界〕が対象ですので、
冥界が領域として存在していなければ対象不適切の為、解決に失敗します。
呪精の場合に冥界が無くてもよいのは、〔手札、または冥界にあるこのカード〕が対象で、
手札にあるこのカードか、冥界にあるこのカードのどちらかが満たせれば良い為です。
>No.1560
魔界の赤黒い封印で、(自動γ)〔全てのプレイヤー〕は冥界、または
>地獄にあるカードを場に出す場合とありますが、自動γは場に出す場合について
>総合ルールで定義されていないので場に出す効果の解決が終わってから
>この自動γが適用され、結果コストを払わずに済むと思われるのですがどうですか?
IR-11.3.8により場に出る場合と同義として扱います。
従って場に出る場合の効果が適用される時点で解決します。
>3.3.6.cで地獄の効果の後地獄のカードは冥界にあるものとするとありますが
>無縁塚などの冥界除去カードで除去できるのでしょうか?
IR-3.3.6.cは、地獄のカードは冥界にあるものとする、という意味ではありません。
冥界が地獄に変更される効果が適用されなくなった時、地獄が冥界に戻るという意味です。
written by M.I.W [kei]