ルール

場のカードの効果

 場に出ているカードが有する様々な効果の見方を解説します。(自動α)、(自動β)、(自動γ)の効果を総称して「自動効果」と呼びます。自動効果は発生すると同時に解決されるため、干渉する事は出来ません。(常時)、(自分ターン)、(相手ターン)の効果を総称して「起動効果」と呼びます。起動効果の中で更にコストとしてそのカードをスリープ状態にする必要があるものを「スリープ起動効果」と呼びます。


効果の種類

(自動α)…そのカードが場に出ている間、自動的に効果を発生するものです。
      また、この効果を持つカードが場を離れた時、直ちにこの効果は終了します。
      同時に複数の(自動α)が場に存在する場合、
      ゲーム内で先に効果が発生した(自動α)から順番に適用されます。


(自動β)…場に出た時に発生する効果、及び場以外にある状態で発生する効果です。
      また、デッキ構築時に影響のある効果もあります。


(自動γ)…特定のタイミングで発生する効果です。「ターン終了時」や
      「決死状態になった場合」などを指定するものがあります。
      カードが場に出ている間だけ効果が発生します。


(常時)…( )の後ろの値のコストを支払えば、好きなタイミングで効果を発生させられます。
      0の場合は宣言のみで効果を使用できます。


(自分ターン)…( )の後ろの値のコストを支払えば、
        自分ターンの好きなタイミングで効果を発生させられます。
        0の場合は宣言のみで効果を使用できます。


(相手ターン)…( )の後ろの値のコストを支払えば、
        相手ターンの好きなタイミングで効果を発生させられます。
        0の場合は宣言のみで効果を使用できます。


 例:「No.225 歴史創造」と 「No.413 友邦の科学チーム」
  1.あなたの場に「友邦の科学チーム((自動α)全てのプレイヤーは
    手札が上限枚数以上になった場合、直ちに上限枚数に等しくなるよう、
    手札を無作為に選んで破棄しなければならない)」がいる状態で
    相手プレイヤーが「歴史創造(あなたは3ドローする。
    その後、手札を2枚選んで破棄する)」を使ってきました。
  2.「歴史創造」の解決の途中、ドローにより相手プレイヤーの手札が
    上限枚数より多くなったとします。その場合、ドローした時点で
    「歴史創造」の解決を中断し、「友邦の科学チーム」の自動効果を解決します。
    相手プレイヤーは手札が7枚になるように無作為に選んで破棄します。
  3.中断していた「歴史創造」の解決を再開します。
    「友邦の科学チーム」の自動効果によって手札を破棄しましたが、
    「歴史創造」による破棄はまだ行われていないため、
    相手プレイヤーは手札を2枚選んで破棄します。


( )以下のコスト

 @…1コストを支払う事で効果を発生させる事が出来ます。ゲーム内では更にAやも存在します。


 …そのカードをスリープ状態にする事で効果を発生させる事が出来ます。


起動効果を使用する方法

  1.使用条件(例:(相手ターン))を確認する。
  2.目標を設定する効果の場合、目標を指定する。
  3.効果により宣言を求められる場合、その宣言を行う。
  4.カードに書かれているコストを支払う。


 カード効果の解決途中で(自動α)、(自動β)の発生の要件を満たした場合は即座に適用されます。カード効果の解決途中で(自動γ)の発生の要件を満たした場合は、カード効果が解決された後になお要件を満たしていた場合に順次効果を解決します。


変数

 カードのコストや戦闘力、テキスト中のX、Y、Zは変数を表します。変数はテキスト文中やコストの支払いで定義されます。定義されなかった場合、その変数は0として扱われます。

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