EPnetFan の一プロジェクトとして運営されています。 以前はプロジェクトマネージャーの人見祥磨の個人サイト www.circle9.work の上で運営されていました。また、前掲の個人サイトにもクローンされています。
このページは git で管理されています。更新履歴などは リポジトリ から確認できます。また、issue などを利用して物申すこともできます。
とりあえず私の知っている範囲のことは何でも書くつもりですが、 主に、pLaTeX、upLaTeX、LuaLaTeX-ja がメインになります。
TeX on LaTeX の話はするかもしれませんが、plain TeX の話は あまりしないと思います。
私は Mac ユーザーなので、基本的に Mac での話をします。 しかし、TeX は環境に依存しないような作りになっているので、 ここに書いてあることは、そのまま Windows でも使えるはずです。
マトモに TeX をやろうとしている人は、 奥村晴彦先生の『LaTeX2e 美文書作成入門』を読みましょう。
日本語で書かれている LaTeX の本で、定期的に内容が見直されている、 up-to-date な本は(私の知っている限り)この 1 冊ぐらいしかないです。 3 年毎に内容が見直され、新しい版として 出版されるので、旧版を持っている人でも最新版を買って常に手元に 置いておくと良いでしょう。
以下の発表資料では、TeX ソースも公開しますが、タイプセットには LuaLaTeX を用いてください。商用フォントや、 TeX Live に含まれないパッケージを多用しているので、適宜中身を書き換えたり、 必要なパッケージをインストールしたりしてください。
以下は、2020 年 5 月 8 日に、北海道大学理学部で TeX について発表したときの発表資料です。 昨年の発表の内容を、増補したものとなっています。
以下は、2019 年 7 月 5 日に、北海道大学理学部で TeX について発表したときの発表資料です。 TeX ユーザーに必要な知識で、美文書で詳しく触れられていない話が中心です。
以下は、2019 年 9 月 4 日に、GFD セミナーで行う発表の、発表資料です。 研究室のスタイルファイルを、クラスファイルとして作り直しているお話です。
TeX とは組版の処理系で、それを実現するプログラミング言語のことです。 TeX はそれなりの学習コストがかかりますが、それに見合った 美しい文書を作成することができます。 ( 作成)
詳しくは最大限 TeX 入門 2020を読んでください。
一応、インストールのしかたの記事を書きましたが、 この話は、使っているマシンによって大きく話が変わってくるので 他の文献を参考にしていただきたいです。
TeX Wiki の当該ページ が参考になります。 ( 更新)
LaTeX の機能を拡充させたり、新たな機能を追加するのが「パッケージ」です。
\usepackage
でパッケージを読み込みますが、
それで読み込むパッケージはどこに配置するのでしょうか。
このページに加えて、TeX Wiki の、TeX のディレクトリ構成に関する ページ や、Kpathsea に関する ページ も参考にしてください。( 更新)
オリジナルの TeX は、1979 年という相当昔に生まれました。 そのオリジナルの TeX を改造したものが今では使われています。
参考: TeX処理系御伽噺
TeX で文書を作るときは、TeX ソース→dvi ファイル→PDF という ワークフローになります。
新しい TeX は、dvi を介さずに直接 PDF を生成することもあります。
TeX を使いつつ、自由にフォントを変えるためには LuaTeX が楽です。 LuaTeX に関する日本語の説明が少ないので、ここの項目は力を入れたい……。 ちなみに私は Lua はできません
(u)p(La)TeX 用のソースの、プリアンブルを少し書き換えるだけで、 Lua(La)TeX でコンパイルできる文書が作れます。
プリアンブルを書き換えて、pLaTeX 用文書を LuaTeX-ja 用の文書を 作成する方法は、ZR さんの記事が参考になります。 (更新)
これ、作る必要あるのかなぁ。 一応目次だけは作っておきますが、あまりモチベーションがないのでしばらくは目次だけです。
日本人が LaTeX だと思って使っているのはだいたい (u)pLaTeX なので、 まとめておきます。
AMS-math 関連も含みます。
\DeclareMathAlphabet{\mathtt}{T1}{fvm}{m}{n}
のようにプリアンブルに書くことで、数式のフォントを変更できます。
( 作成)
よく使われているパッケージや、便利なパッケージを紹介します。
基本的に pLaTeX のコマンドが使えます。
otf パッケージが有名ですが、その他にも (u)pTeX を要求しているので LuaTeX で使えないパッケージがあります。
otf パッケージは (u)pLaTeX を要求しているので、LuaTeX では動きません。 otf パッケージの代替として、luatexja-otf パッケージが使えます。
LuaTeX-ja パッケージでは、LuaTeX-ja と listings が読み込まれたときに、 listings に対するパッチである lltjp-listings を自動的に読み込むので、 もはや plistings や jlistings は不要です。 ( 作成)
pxjahyper パッケージは、(u)pLaTe + hyperref + dvipdfmx を前提としているので、
LuaTeXでは動作しません。
\usepackage[pdfencoding=auto]{hyperref}
とします。
(作成)
🍣